
「広告を出しているのに商品が売れない」
「Google広告やSNS広告からアクセスはあるのに、問い合わせや購入につながらない」
このような場合、広告の出し方だけが原因とは限りません。
広告によってホームページへ人を集めることができても、ホームページを見た人が「買いたい」「問い合わせたい」と思えなければ、広告費だけが消費されてしまいます。
広告の成果を上げるためには、広告とホームページを別々に考えるのではなく、広告から訪れた人を購入・問い合わせまで導くホームページになっているかを見直すことが重要です。
広告をクリックした人は、広告に書かれている内容を期待してホームページを訪れます。
例えば広告に、
「ホームページ制作20万円~」
と書いてあるのに、リンク先では料金についてほとんど説明されていなければ、ユーザーは「結局いくらなの?」と感じてしまいます。
また、
「集客に強いホームページ制作」
という広告からアクセスしたのに、ホームページに制作実績や集客方法についての説明がなければ、広告とのギャップが生まれます。
広告のキャッチコピー、訴求内容、リンク先のページは、一つのストーリーとしてつながっていることが重要です。
広告によって興味を持ってもらえても、ホームページで商品の魅力が伝わらなければ購入にはつながりません。
ありがちな問題が、
「高品質」
「こだわりの商品」
「豊富な実績」
「丁寧な対応」
など、抽象的な表現だけになっているケースです。
ユーザーが知りたいのは、
「自分にとって、何が良いのか」
です。
例えば、
「職人が一つひとつ丁寧に製造」
だけではなく、
「○○の悩みを持つ方でも使いやすいように、○○という製法を採用」
など、商品の特徴が利用者のメリットにつながるように説明しましょう。
売れないホームページでは、ターゲットが曖昧になっていることがあります。
「すべてのお客様におすすめ」
という考え方では、かえって誰にも強く響かなくなります。
例えば、
「こんなお悩みはありませんか?」
という形で、
など、具体的な対象を示します。
「これは自分のための商品だ」
と感じてもらうことが、購入や問い合わせにつながる第一歩です。
広告からホームページを訪れたユーザーは、あなたの会社だけを見ているとは限りません。
競合の商品やサービスも比較しています。
そのため、
「なぜ他社ではなく、この会社を選ぶのか」
という理由が必要です。
例えば、
など、自社ならではの強みを具体的に伝えます。
単なる「こだわり」ではなく、その強みがお客様にどんな価値をもたらすのかまで説明することが重要です。
「詳しい料金はお問い合わせください」
というホームページも多くあります。
しかし、価格が全く分からない状態では、
「高そう」
「予算に合わなかったらどうしよう」
という不安から、問い合わせをやめてしまう人もいます。
すべての料金を公開する必要はありません。
「○○円~」
「料金の目安」
「標準プラン○○円」
など、ユーザーが判断できる情報を掲載するだけでも、問い合わせへのハードルを下げられます。
「興味はあるけれど、申し込むとどうなるの?」
という不安も、離脱の原因になります。
例えば、
お問い合わせ
↓
ヒアリング
↓
見積もり
↓
契約
↓
サービス開始
というように、申し込み後の流れを簡単に説明します。
初めて利用する人ほど、「何をすればいいのか分からない」という状態を嫌います。
問い合わせから購入・契約までの流れを見える化することは、安心感につながります。
ホームページを見て「ちょっと相談してみよう」と思ったとしても、問い合わせボタンが分かりにくければ、そのまま離脱してしまいます。
「お問い合わせ」というボタンだけでなく、
など、ユーザーが次に何をすればいいのか分かる言葉を使うことも有効です。
また、トップページだけでなく、商品ページやサービスページ、広告のリンク先にも適切な問い合わせ導線を設置しましょう。
広告をクリックした人を、何でもトップページに送ればいいとは限りません。
例えば、
「○○サービス」
について広告を出しているなら、そのサービスについて詳しく説明した専用ページに誘導したほうが、ユーザーは迷いません。
広告専用のランディングページ(LP)を用意する方法もあります。
広告の目的と訪問者の検索意図に合わせて、最初に見せるページを設計することが重要です。
広告の成果が悪いと、
「もっと広告費を増やそう」
「広告のクリック単価を下げよう」
と考えがちです。
しかし、広告によって100人を集めても、ホームページで商品価値が伝わらなければ売上にはつながりません。
反対に、ホームページの改善によって、同じアクセス数でも問い合わせや購入の割合を高められる可能性があります。
つまり、
広告=人を集める
ホームページ=興味を持った人を顧客へ変える
という役割を意識することが大切です。
広告を出しても売れない場合は、広告だけを改善するのではなく、広告の受け皿となるホームページを確認しましょう。
特に見直したいのは、
というポイントです。
広告は、アクセスを増やすための手段です。
そのアクセスを売上につなげるには、ホームページそのものが「売れる仕組み」になっている必要があります。
広告費を増やす前に、まずは広告から訪れた人がホームページを見て、
「自分に必要な商品だ」
「この会社なら安心できる」
「ここに相談してみよう」
と思える内容になっているかを見直してみましょう。